8月2日(土)綾瀬の森で「夜の生き物さがし」を行いました。
自然探検コロボックルクラブ代表で、自然観察員の横山さんが講師です。
まだ薄明かりのある6時30分、綾瀬の森に戸塚南小学校、安行小学校、戸塚綾瀬小学校、安行東小学校、差間小学校、戸塚小学校などいろいろな学校の子どもたちが集まりました。子どもたちは虫網、虫カゴを持ってきて、昆虫採集やる気まんまんです。横山さんからは「今夜はまず生き物を見つけたら、すぐに採らない」と話しがあると、子どもたちからは「えーっ!」と声があがりました。「まずどんな生き物がいるのか、その様子をしっかり観察して記録しよう。その後、採ってもいいですよ」ということで、子どもたちは安心したようです。
横山さんのお話が終わって、生き物さがしが始まってすぐに、アブラゼミの幼虫が地面から出てきて歩いていました。幼虫は明るいうちに地面まで出て来ていて、夜までずっとあたりの様子を見ているそうです。幼虫の歩く姿には、みんなびっくりしました。速いこと、速いこと、どんどん歩いて木を見つけると、すぐに木に登り始めました。ちょうど時間は7時です。幼虫はアブラゼミです。この一匹の羽化の様子を写真で掲載しました。羽化が終わったのは8時30分です。約1時間30分の羽化のドラマでした。
子どもたち以上に、大人たちのほうが「はじめてセミの羽化をみました」と夢中になって観察していました。「首がいたいなあ」と言いながらずっと目を凝らしていたお父さんお母さんも多かったですね。

5月24日(土)に綾瀬の森で「クワの実ジャムづくりと虫調べ」を行いました。自然観察員横山さんが主催するコロボックルクラブの活動に合流しました。戸塚南小学校はもちろん安行小学校からも参加がありました。

はじめにクワの実をとりました。綾瀬の森には自生したたくさんのクワの木があります。鳥によって運ばれたのでしょう。赤くなっているのは人間よりも先に、鳥たちがついばんでいます。クワの実とりの後は、ジャムづくり、植樹、虫調べの3グループに分かれて活動しました。

植樹は国連のグリーンウェイブの取組みに参加しての活動です。トネリコ、クサイチゴ、スダジイ、フジバカマ、コマツナギを植えました。フジバカマはアサギマダラという長い距離を旅するチョウの食草です。コマツナギは埼玉県では見られなくなったミヤマシジミの食草です。もう一度、ミヤマシジミをよみがえらせたいものです。

虫しらべでは12種類の生き物を見つけました。そのうちの多くはチョウでした。絶滅危惧種のコムラサキも見つけることができました。この時期はチョウが多いですね。トノサマバッタは赤ちゃんがいました。ツチイナゴも見つけました。大きなツチイナゴでしたが、越冬して、卵を産む時期です。卵を産んで、命をつないだ後、やがて死んでしまいます。

活動の終わりにはクラッカーにクワの実ジャムをつけて食べました。砂糖とレモン汁とクワの実だけで煮込んでつくりました。水は入れていません。おいしくなれ…おいしくなれ…といいながらジャムを煮こんでいきました。甘くて、ちょっとすっぱくてとってもおいしかったです。最後に、綾瀬の森に「ごちそうま」と言って、綾瀬の森を後にしました。

活動の詳細は 安行小のホームページこちらからご覧ください

 

 

「みどりの日」の祝日5月4日、午前10時から12時まで、こいのぼりづくりとアユ調査(魚調査)を行いました。綾瀬川を愛する会と自然探検コロボックルくらぶの自然観察員横山さんが主催した活動に戸塚南小あすぱるエコクラブ、安行小こどもエコクラブの子どもたちも合流しました。
参加者はこれまで最高の154名となりました。連休とあってお父さんの参加が多かったのも嬉しかったです。
魚調査では、ウナギ、ナマズ、モクズガニ、テナガエビ、ヌマチチブ、ボラなどがあがりました。
子どもたちは魚をひきあげると大喜びで歓声をあげていました。
この連休ご家族のよい思い出になったことと思います。たくさんの参加、そしてご協力ありがとうございました。また駐車場を貸していただきました川口市戸塚東部特定土地区画整理組合の皆様には心よりお礼申しあげます。

活動の詳細は 安行小学校ホームページからご覧下さい  安行小サイトリンク