平成23年度  アカガエル再生プロジェクト


 昨年からアカガエル再生プロジェクトにとりくんでいます。アカガエルは埼玉県のレッドブックデータに
のっていて絶滅が心配されています。
 戸塚南小では安行にお住まいの横山さんからいただいたアカガエルのおたまじゃくしを育てて、ビオ
トープや斜面林に放して育てようというアカガエル再生プロジェクトをたちあげました!
 今年で2年目になります。


6月7日アカガエルを配りました

アカガエルを1ぴき5エコで買ってもらい、カエルになったら20エコで買い取ります。そして、みんなでカエルをビオトープ
や斜面林に放しましす。

7日の昼休みにアカガエルを配りました 環境委員会が集まって、配りはじめました
アカガエル大事に育ててくださいね 1ぴき5エコでひきとってもらい
育ったら20エコで買いとります そしてみんなでビオトープや斜面林に放しましょう



 アカガエル大先生がやってきた!

「アカガエルを育てようセミナー」
期日  6月19日(日)  午後1時30分から
    会場 視聴覚室  受付は体育館入り口

講師 埼玉県立川の博物館、学芸員の藤田宏之さん


   6月19日(日)川の博物館学芸員の藤田先生に戸塚南小にきていただきました。
  アカガエルのこと、育て方、アカガエルをとりまく環境を守ること
  たくさんのお話しをしていただきました。

講演開始のずいぶん前に藤田先生にきていただき
ました。ビオトープと斜面林も見ていただきました。
アカガエルがすめるようになるといいですね!
開始時間が近づきました。子どもたちが受付をやっ
てくれました
いよいよスタート。参加人数は40人
たくさんきていただきありがとうございました
アカガエル大先生の藤田先生です
先生のお話しの前に、昨年のとりくみを紹介しました 5年生の女の子のアカガエル日記を発表してもらい
ました
いよいよ藤田先生のお話しが始まりました まずはカエルが両生類であることから説明がありま
した
みんな真剣に話をきいています。このなかにはアカガ
エルを育てている人もいっぱいいます
アカガエルは本州にいますが、長野、山梨にはいない
そうです。埼玉でも写真のように県西部、秩父の方に
はヤマアカガエル、東部にはニホンアカガエルがすみ
わけています。川の博物館のある寄居には両方がい
るそうです。
子どもたちに質問をしながら楽しく講演はすすみま
した
これはにているヤマアカガエルです 区別はおなかをみるとわかります。
ヤマアカガエルは牛みたいに白黒のぶちになってい
ます
アカガエル以外にもいろんなカエルや鳴き声も紹介
してもらいました。
最近カエルがへっていることについても考えました
アカガエルがいるということは、あかがえるをとりまく
いろいろな生き物がいるということです
アカガエルはミミズやダンゴムシなど小さな虫を食べ
ますが、鳥やへびはアカガエルを食べます。食物連鎖
です。いのちはつながっているんですね。
アカガエルがいるということは「いのち」がたくさんある
ことになります。アカガエルをきっかけに環境の問題に
ついても考えていきましょう。
講演の後は、子どもたちから次々と質問がありました 育てている子どもたちだけに具体的な質問が続きま
した。
低学年の子もしっかりと質問してくれました 横山さんも参加してくれて、お話しをしてくれました。
横山さんの庭にはもう十何年アカガエルがタマゴを
産みつけているそうです。
講演のあと、戸塚南小のアクアリウムを見ていただき
ました。アクアリウムに最近仲間入りした、イシガメ
(カメじろう! クサガメはカメきちです)
はヤエヤマイシガメだということでした。
台湾産のものか、日本の八重山のものか熱心に調べ
ていかれました。カメじろうはいったいどこから…きた
んでしょうね!?
藤田先生、楽しいお話しありがとうございました。


 アカガエルが育ちました!
 そして、ビオトープ、斜面林、立山公園に放しました
          アカガエルが育ちますように…

6月21日(火)

藤田先生のお話しを聞いて、みんな頑張ってアカガエルのおたまじゃくしを育ててくれました

アカガエルを育てて、いよいよ放します これがアカガエル、どうですか?かわいいでしょう
手にのっけて…こんなに小さいんですよ 元気に育つんだよ!
石の上にのっています 池ですずしそうに泳ぎはじめました。
どうか、大きくなりますように


6月24日(金) 

たくさんアカガエルが育ちました 
5年生の女の子達です。
みてください、かわいいでしょう
4年生も育ててくれました ほら、水にお入り!