平成23年度 カブト林(斜面林の活動)



  4月26日(火)西川先生と春の斜面林観察

  西川先生をお迎えして、自然たんけんクラブで春の斜面林の観察を行いました。
  リンクはウィキベディアにつながっています。

今日は第一回目の自然たんけんクラブ。
川口植物の会会長の西川先生をお迎えして、斜面林
観察をしました。
さっそくカブト林(斜面林)に行きました。
さっそく西川先生が、ミズキの葉でなにやら…始めま
した。
あれ?葉が切れてるけど… つながってる!
アップするとこうなっています。葉脈がすじのようにの
びていて、葉をつなげています。
斜面林の上にあがりました。ふだんは、ここは登るの
は禁止です!
これはヤブカンゾウです。別名はワスレグサともいい
ます。夏にオレンジ色の花が咲きます。
食用にもなります。
これはスギナ。どこどこつないだ…という遊びがあり
ます。
上をひっぱって切って、またもとにもどすと、どこをつ
ないだかよくわかないので、どこかあてる遊びです。
ツクシが大きくなってスギナになります。
これがミズキの木です。
ミズキの葉をみんなで遊んでみました。 この小さなかわいい花を見つけました。
この花はキュウリグサです。葉をもむとキュウリの
においがすることから名前がつきました。
アメリカオニアザミです。これは「とげ」がかたくて
ささるととても痛いです。西川先生がカマですぐに
刈ってくれました。
クビキリギリスを発見! タケノコも発見しました。今日はタケノコの成長ぶり
も観察しにきました。29日(金)には戸塚南小エコ
クラブ恒例のタケノコ掘りです。
今年は気温が低かったので、ちょっと成長が遅い
ようです。29日にたくさん採れるとよいですね。
カナヘビもあらわれました。
この木はクサギです。 クサギの葉を手にとると西川先生が手でもみはじめ
「このにおいをかいでごらん!」と子どもたちに声を
かけました。
うわ…くさ! そう、くさいかな?だからクサギ!(笑)花はとてもい
いにおいがします。夏には赤い実がなります。葉はゆでれば食べられます。
ユズリハの木がありました。 ウマノスズクサがありました。ジャコウアゲハの食草
です。
ハルジオンです。ヒメジョオンとよくにています。
ヒメオドリコソウです。もう少しでうす紫の花がさきます 上の公園にあがるとドウダンツツジが咲いています。
ドウダンツツジは秋には紅葉します。
花の蜜がほんのり甘く、なめるとおいしい! みんな「ほんとだ!甘い!」と言いながら、なめてい
ました。
杉がありました。花粉はもうで終わったのか… 杉の実がありました。中には種がはいっています。
シラカシの木にツルがまきついています。
上がフジ、下にあるのがツタです。
アオキです。 アオキには雄花と雌花があります。メシベがあるの
が雌花ですね。雌花に実がなります。
シュロの木です。この木の皮からシュロ縄がつくられ
ます。戸塚南小名物「竹ぽっくり」にいつもシュロ縄を
使っています。
ヌルデがありました。クサギもヌルデも林のへりに
よく出る植物です。
タケノコがけっこうありました!
いよいよ観察の時間も終わりです。 石垣たんけんになってます!
その石垣の下にタケニグサが生えています。 茎を切ると、オレンジ色が液が出てきました。
この液は毒でかぶれることもあるので気をつけてくだ
さい。



    タケノコほり  4月28日準備、29日本番

26日の自然たんけんクラブの斜面林調査、タケノコ調査に続いて4年生が、タケノコ堀を体験しました。

掘ったタケノコは、29日のタケノコほり当日のタケノコご飯の材料になります。

前日28日(木)の準備

4年生、スコップをもってカブト林(斜面林)に集合!
タケノコをがんばって見つけて掘るぞ〜オー! 
さっそく見つかりました! 
みんなで協力して掘ります まわりを掘って、土を取りのぞきます。
出てきたタケノコは根がしっかり土のなかでつなが
っているので、なかなかとれません。ファイト 
とったど〜!!!!!! 
みんなで10本ものタケノコを掘りました。
これを家庭科室にもっていき、タケノコご飯サポーター
のお母さん達に、後はバトンタッチです!
   
28日、3時30分にタケノコご飯サポーターのお母さ
ん達が集まり作業開始!
まずはタケノコを洗って、切って、皮をとりました。
タケノコの「えぐみ」をとるために、ぬかを使いました 乾ししいたけを水につけてもどします。
おいしそうな新鮮なタケノコです ぬかを入れて、しばらく煮ました
子どもたちも手伝ってくれました だいぶ煮えてきました
にんにくを用意 煮えて、やわらかくなったタケノコを切りました。
この日、えぐみは大根の汁を使ってもとれることが
わかりました。
だいたいできあがり、後は冷蔵庫にしまって、明日が
お楽しみ!

タケノコ掘り本番!29日(金)

参加人数は親子で250名を超えました。児童の参加は186名でした。

受付が始まりました。子どもたちが、自分達で受けつ
をやってくれました。
受付では「緑の羽」をもらいます。緑の羽根が入場券
で緑の募金もお願いしました。
緑の募金 埼玉県緑化推進委員会サイト
募金は14658円になりました。たくさんの募金をありがとうございました。
いよいよスタート!
司会は、戸塚南小エコクラブ、ジュニアサブリーダー
がつとめてくれました。大きな拍手で始まりました。
エコクラブ菊次先生のお話しと説明。みんな真剣です
タケノコご飯サポーターのお母さんからの挨拶 応援にきてくれた清水教頭先生の挨拶
次に、卒業生中学1年、戸塚南小エコクラブのジュニ
アにリーダー坂井君の挨拶。
中学校でケン玉クラブを作ったそうです
ここで、アトラクションとしてケン玉のわざを披露
してもらいました。
写真クリック動画

坂井君はなんと…ケン玉5段の腕前。
小学生がとれる最高段をとりました。
エコクラブでは坂井君を講師にケン玉教室も開く予定です。
いよいよ開始。タケノコ見つかるかな? 今年は気温が低かったので、少なめです
足でさぐりながら…あった! さっそく見つかりました
子どもたちも頑張れ頑張れ! 見つけた!ミニスコップで土を掘るぞ〜!
お母さんも手伝って、家族みんなで掘り出します 思わぬところからタケノコが頭を出しています
いつもの竹林ゾーンよりも、公園のはずれにタケノコ
があるという情報が伝わり、タケノコさがしに木橋を
わたります
石垣の樹木のかげをさがすと…
ありました、ありました! とったど〜!!
とったタケノコはお家に持って帰ってもよし、七輪で
焼きタケノコもよし!
自分でとったタケノコを焼いて食べるなんて…
なんてぜいたくなんでしょうね。いただきまーす!
こちらは家庭科室です。タケノコご飯の準備ができ
ました。
まだかなあ…しばらく待っててくださいね。
さあ、タケノコご飯ができあがりました。 タケノコご飯だけではありません!
こちらは、かき玉スープ
筍のそぼろレタス包みです。 おいしそうですね。
いよいよ食事が始まりました。いただきまーす! 配膳にたくさんの人が並びました。たくさん食べて
くださいね。
テーブルごとに筍のそぼろレタス包みはおいていき
ました。
お味はどうかな?
この笑顔が、味のうまさを証明してますね。 おかわりもありました。


これが本日のメニュー、筍ご飯、筍のそぼろレタス包み、みぞれに煮、かき玉スープの品々でした。

タケノコご飯づくりには、子どもたちはもちろん、タケノコご飯サポーターのたくさんのお母さん達に
ご協力いただきました。ご協力ありがとうございました。

当日、西川先生も駆けつけてくれました。
「開発から残された斜面林は、学校、図書館や公民館と同じように地域の文化財なんだよ」というのが
西川先生の持論です。

学校の南側の斜面林は本当に地域の宝物ですね。これからもみんなで守り育てていきましょう。

募金もありがとうございました。
募金の集計は 14658円になりました。さっそく埼玉県緑化推進委員会に送金させていただきます。






  6月10日(金)自然たんけんクラブ
   「わき水池」の生き物調査をしました



 斜面林の東側を道路ぞいに下っていくと「わき水池」があります。わき水が出ているところを
川口市公園課の許可をいただいて、子ども達と池をつくりました。
 「わき水池」の生き物調査を行いました。子どもたちとヤゴがいるかどうか調べました。
 さがしていくと、全部で32匹いました。シオカラトンボの幼虫でした。
 池にはサンカクイが見沼自然の家から移植して育てています。サンカクイの葉を見ていくと
トンボの抜け殻がありました。
 この日の、生き物調査の様子をスライドショーでご覧下さい。
 「わき水池」を大事に守っていきましょう。


































    8月7日(日)  カブトムシ・ゴーヤボランティア


  今日はカブトムシ・ゴーヤボランティアの日です。カブトムシの飼育小屋からカブトムシのフンなど表面の土を
 とります。飼育小屋の中は、上の方が腐葉土、下の方が黒土になっています。カブトムシがタマゴを産み、幼虫
 は腐葉土を食べて、大きくなると黒土の中でサナギになります。
  飼育小屋から出したカブトムシのフンが多くまざった表面の土は、ゴーヤにあげます。
  これが、栄養のある土で、よい肥料となり、ゴーヤはまた大きく育つことでしょう。一石二鳥ですね!
  参加者 20名でした

ゴーヤはどうかな?実はできてるかな…
あったあった、大きなゴーヤがあるよ
高いところになっているので、高ばさみではさんで
とります。
こんなにたくさん収穫できました 戸塚南小名物の夏のゴーヤです
夏のプールが終わったら、おみやげです。
一人一本どうぞ!
家に帰ったらゴーヤ料理を作ってもらってくださいね
いよいよカブトムシボランティア
カブトムシとちょっと遊びました
カブトムシが服から離れない場合は、おしりを押して
あげると、ちょこちょこ前に歩きだします。その時に、
さっとつかまえるといいですよ。
セイチュウのオスとメスを入れて、この衣装ケースに
タマゴを産んでもらいます。幼虫になったら飼育小屋
にはなします。
飼育小屋に入れる腐葉土です。原発事故で腐葉土
のセシウム汚染が言われています。
京都産の腐葉土を使いました。
道具を用意して、出発! 南門から斜面林(カブト林)に向かいます
この先に飼育箱があります。 飼育箱の金網をどかしました。中にはいっての作業
です。
カブトムシのフンと表面の土をスコップでとります。 みんなで協力!
次に腐葉土を入れていきます ならして、平らにします
最後まで、残さず腐葉土を入れます ほだ木を入れて、最後に鉄網をかけるよ
取り出した土は、ゴーヤにあげます ゴーヤの根本の草はぬきます。
ぬいたら、順に土をかけていきます。ゴーヤまだまだ
大きくなってくださいね。
みんなご苦労様でした。暑いなか大変でしたね。
ごほうびに10エコにアイスクリーム…
さらに今回はさしいれでスイカももらいました。
最高においしかったですね。


8月15日(月)カブトムシのタマゴが産まれました

これは学校ビオトープにある、カブトムシの飼育箱
です。斜面林よりは小さいものですが、ここでもカブト
ムシを育てています。
今は衣装ケースのなかでカブトムシのオス・メスを
飼っています。
 みんな我先にとカブトムシゼリーのとりあいです  そして…土をちょっと掘って…よく見ると…   
あった!カブトムシのタマゴが産まれていました。


カブトムシの幼虫をカブトムシ飼育箱に入れました  9月30日(金

カブトムシの幼虫がだいぶ大きくなりました。 今日は4年生理科で幼虫の観察です。
幼虫だあ!…と 喜ぶ声もあれば… うわあああ
幼虫やだああ…という声もあがりました。
でも、観察していくと、苦手という子も「先生、食べてる
ところはかわいいね」と話してくれました。
戸塚南小学校では4年生は全員一人一匹机において
観察しています。
今回は学校で育てた幼虫だけでなく、川口公園緑地
公社さんからも幼虫をいただきました。
観察が終わったら、いよいよ育った幼虫たちをカブト
林のカブトムシ飼育箱にはなします!
さあ、元気なカブトムシになるんだよ たくさん落ち葉を食べて大きくなるんだよ
たくさんの幼虫たちです。あっという間に土のなかに
もぐっていきました。
来年の夏、カブトムシが成虫になるのを楽しみに、み
んな待っています。


 第2回竹林間伐  10月1日(土)

 学校南側斜面林(カブト林)の竹林の間伐を行いました。
 台風15号で根こそぎ傾いた竹がたくさんありました。今回は傾いた竹を中心に間伐を
行いました。作業は戸塚南小PTAと戸塚南小エコクラブの協力で行いました。

竹林間伐のために集まったエコクラブの子どもたち
です。エコライダーか?
いえいえ、竹がはじけるとあぶないのでゴーグルを
してもらいました。
あらかじめ早めに竹は切っておき、保護者のお母
さんたちには竹を運んでもらいました。
間伐した竹は、普通はそのまま燃えるゴミになって
しまいます。戸塚南小では間伐した竹を使って、図工
に使ったり、エコマーケットでも材料として活用してい
ます。
今回はたくさんのお父さんたちも来ていただきました。
やっぱり男では頼もしいですね。
枝の下から竹を切り、使うところを切り出しました。 子どもたちものこぎりを持って切り出しています。
今回は、台風で傾いた竹を切り終わった後は、竹林
ゾーン以外に出てきている竹を切り出しました。
木橋の上を通して、運びました。
今回はだいだい70本の竹を間伐しました。
ご協力ありがとうございました。
子どもたちもおつかれさまでした。


カブトムシに落ち葉をあげました
  12月19日

19日(月)4年生でカブトムシに落ち葉をあげました ここは戸塚南小の落ち葉だめです
コンポストの後ろにあります
ビオトープのカブトムシ飼育箱をのぞくと…
寒いので下に隠れていますが、掘り返すと、カブト
ムシの幼虫がでてきました
元気そうで安心しました。
落ち葉だめの落ち葉をリヤカーで斜面林まで運び
ます
ここが斜面林のカブトムシ飼育箱です。
はじめにカブトムシのフンをとりのぞきます カブトムシのフンはいい土になります
カブトムシのパワーでできたいい土を袋にいれて
明日のエコマーケットで販売します。
フンをとったら、落ち葉をいれていきます
さあ、いっぱい食べて大きくなれよ〜 みんなで落ち葉を集めていれました
落ち葉を食べて大きくなり、やがて樹液をすうカブト
ムシ
落ち葉を食べる幼虫のフンは栄養のある良い土に
なります。
「いのち」はつながっています!



 第3回竹林間伐が終わりました 1月28日(土)


1月28日(土)、3回目の竹林間伐が始まりました
PTA方々のたくさんの応援を頂きました。
10時からスタートしました。この日はだいたい30本
の竹を間伐しました。
今回は新兵器が登場しました。
竹切りようの電動のこぎりです。これまではエンジン
刈り払い機を使って竹を切っていましたが、これは
小型で、軽く、安全です。音もしませんから近所迷惑
になりません。写真クリック動画
竹を切るときは、竹専用のこぎりで竹の上の部分を
手で切り落とします。残った竹を根本から電動のこ
ぎりで切ると楽です。
竹を運ぶときは、竹の先を前にして運びます。
葉がはねて顔にあたることがありません。
今回はたくさんのお父さん達に参加していただき、
心強かったです。
 カブトムシ飼育小屋の横に竹を積み上げました 間伐後の竹林です。太陽の光が差し込んでいるのが
わかります。心地よい風が竹の間を通っています。
南小では、今井戸掘りプロジェクトが進んでいます。
竹林間伐の後に様子を見に行きました。
工事中の井戸ですが、穴をのぞくと…水がたまって
いるのが見えました。