平成25年度 
         斜面林 竹林間伐


 
4月28日(日) 斜面林竹林でのタケノコ掘り
              
大盛況 400名が参加


 ゴールデンウィーク28日、戸塚南小学校名物のタケノコ掘りが行われました。

 今年もたくさんの参加ありがとうございました。出席はなんと…400名を超えました。

朝9時、集合の時間です。エコクラブの子どもたちに
は受つけをお願いしました。
ピロティにたくさんの人がやってきました。
もう大にぎわいでした。今年が一番参加人数が多く
なりました。
サポータの神山先生がマイクをとりました。
さあ、タケノコ掘りの始まりです。
タケノコほりたい人!?
「はーい!」
よーし、みんなでがんばろうね!
児童館あすぱるの澤田館長さんのご挨拶です。
今年度もエコクラブと協力して、いろいろなとりくみ
を行います。みなさんたくさん参加してくださいね。
続いて、自然観察員の横山さんからタケノコ掘りに
ついてお話をお願いしました。子どもたちには隊長と
言ったほうがわかるでしょう。4年生は昨年1年間通
して斜面林観察ではお世話になりました。
横山さんは、埼玉県の環境アドバイザーでもあり、
最近、環境庁認定の自然観察員に資格もとられた
植物、生き物博士です!
タケノコ掘りは、林に手入れになるんです。木を切ると
自然をこわすというふうに思いがちですが、どうして…
人間が手を入れてあげないと森や林も豊かになりま
せん。竹林がそうです。タケノコ掘りや竹林間伐と人間
が手をいれることで竹林が豊かに育ち、守られます。
横山隊長がふところからなにやら取り出しました。
おにぎりです!見ると、竹の皮につつまれています。
竹の皮は通気性もありながら、おにぎりの水分もそ
のままにしてくれます。昔の人の知恵は素晴らしい
です。ところが竹の皮をつくっていた会社は、竹の皮
がきたないという風評がながれて、売れなくなり倒産
してしまったとか…残念なことです。昔の人の、自然
を生活に活かす知恵を大事にしていきたいですね。
続いて、サポーターの谷ア先生のお話です。
先週、金曜日NHKのBSプレミアムの取材がありまし
た。武蔵野の春をテーマに斜面林のとりくみについて
取材がありました。5月22日NHKBSで放送がありま
す。カブトムシや竹林のこと、アカガエルのことなど取
材がありました。みなさん楽しみにしていてください。
さらに「ものづくり名人井原」のご挨拶。
今回はちょっとタケノコが少ないようです。斜面林で
竹のものづくりをしていますから、興味がある人は
きてくださいね。
これは何だかわかりますか?そう…竹ぼうきです。
これ実は、井原さんが竹林間伐で出た竹を使って
つくってくれました。
続いて「竹とんぼ名人」の小嶺さんです。
タケノコご飯を食べた後、12時ぐらいから竹とんぼ
を飛ばします。スーパー竹とんぼのすごさを楽しみに
していてください。
最後にサポーターのお母さん方を代表して坂井さん
からタケノコご飯について説明がありました。今年は
タケノコが不作で、東川口駅近くの竹林で竹の間伐
をしている「竹輪の会」の方々からタケノコをいただ
いて料理しました。「竹輪の会」のみなさんありがとう
ございました。11時頃にはタケノコご飯にタケノコの
お吸い物ができます。楽しみにしていてください。
さあ、いよいよタケノコ掘りのはじまり、はじまり
みんながんばるぞ〜 お〜!!
さあ、タケノコ掘りのはじまりです。
いつもの竹林ゾーンには、あまりタケノコは出ていま
せん。
と…思いましたが…しっかり見つけたお友達がいま
す!
竹林ゾーン以外のところでタケノコが出ていると聞き
みんな向かいました。
この柵を越えて、ちょっと坂になっています。
みんな気をつけてくださいね。
ありました!タケノコゲット! 石垣の下に、こんなところにもタケノコを発見!
今年はタケノコをさがすだけで一苦労でした。 掘ったタケノコを持って学校にもどります。
学校では、その頃には七輪で炭に火がついています。 タケノコの炭焼きです。
なんともぜいたくですね。「おいしい!」 たくさんの人が七輪を囲んで、タケノコを食べてい
ます。
タケノコにわりばしをさして、穴をあけ、中に醤油をい
れて丸焼き!香ばしにおいがしてきます。
さあ、できたかな…いただきまーす!
丸焼きのタケノコ最高です! さあ、11時なりました。
いよいよタケノコのそぼろ煮とタケノコの中華スープが
できあがりました。こちらは中華スープです。
こちらはご飯にかけるタケノコのそぼろ煮です。 おいしいですよ。たくさん食べてくださいね。
これが今年度のメニューです。
 タケノコのそぼろ煮にタケノコの中華スープです。
実は…この料理の準備は大変でした。今回参加者
が400名近くなるということが参加申し込みの集計
でわかりました。昨年が300名ぐらいですから…
今年はさらに100名多いわけです。
タケノコ掘りの前日はもちろん、前々日からサポータ
ーのお母さんたちにご協力いただきました。
タケノコを事前にゆでて下作りしました。
材料や道具です。 前日…冷蔵庫のなかは準備の具材で満杯になりま
した。400名ですからちょっとした給食です。
ご協力いただいたサポーターのお母さん方ありがとう
ございました。
 おいしいタケノコご飯を味わった後、アトラクションが
ありました。坂井天翆君によるけん玉です。
坂井君は戸塚南小学校の卒業生です。
現在戸塚中学校2年生で、生徒会の副会長もして
います。昨年、ポーランドで開かれたけん玉の大会
で優勝しました。世界チャンピオンです! 
坂井くんのけん玉の技に、歓声があがりました。
写真クリック動画
坂井天翠君のけん玉に続いて、今度はスーパー竹
とんぼです。 彩の国どこでも竹とんぼくらぶの小嶺
さんから竹とんぼの説明をしてもらいました。
スーパ竹とんぼは軽く50mは飛びます。 小嶺さんの竹とんぼから離れて見ました。
高くあがる竹とんぼに大歓声があがりました。 小嶺さんから竹とんぼのプレゼントがありました。
みんな大喜びです。
まわし方を教わって、みんな竹とんぼに挑戦です。 校庭いっぱいに竹とんぼが飛び立ちました。
タケノコ掘りに、タケノコご飯、そしてけん玉、竹とんぼ
のアトラクションが終わりました。最後は、参加した人
みんなで斜面林のごみ拾いに出かけました。
みんなで力をあわせて、これからも斜面林に竹林を
大事に育てていきます。今日は竹林のめぐみをタケノ
コ掘りとしていただきました。
みなさんおつかれさまでした。また来年を楽しみに
していてください。


 竹林間伐第1回目 6月1日(土)

戸塚南小学校の竹林間伐第1回目です。毎年、PTA
とエコクラブが協力して竹林間伐を行っています。
戸塚南小学校の卒業生も応援にやってきてくれ
ました。
児童館あすぱるのスタッフも応援にきてくれました。 午前9時頃からお父さん方とエコクラブのサポーター
で竹を切っておきました。今回は地域の方の要望
もあって道路ぞいの竹を中心に間伐しました。
子ども達は竹林のなかのゴミをひろいました。 切った竹は枝のついているところと、ついていない
ところを切り分けます。
のこぎりはお父さん達が大活躍です。
枝のない竹は、4年生が竹ぽっくりをつくったり、もの
づくりに使います。
竹林ゾーンの竹以外の低木の木は今回間伐しまし
た。
子ども達が集めてくれたゴミです。竹林は以前にくら
べてだいぶきれいになりましたが、まだまだゴミが
でます。残念ですね。
子ども達が「誰が上からゴミをすてるんだろう。困るね
…」と話していると、アカガエルが姿を出しました。
斜面林にたくさんのアカガエルがよみがえって、すん
でいます。
ちょっと…記念写真!
写真をとったらすぐに林にもどしました。まるで…
ごみひろをした子ども達に「ありがとう」とお礼を言い
にきたかのように…アカガエル君が出てきてくれま
した。
斜面林の水路にも水をたしました。

みなさん竹林間伐おつかれさまでした。


   「ホタルの夕べ」を開きました
       たくさんの参加ありがとうございました 7月13日

7月13日 午後3時 斜面林の井戸のところでホタル
のために植樹を行います。
子どもたち、児童館スタッフのみなさんもやってき
ました。
今回の講師は安行在住の『ホタル博士』田中さんで
す。田中さんは、もう長い間、ホタルの飼育、研究を
積み重ねてきた方です。
ホタルの一生のお話を聞きました。
ホタルは約9ヶ月以上水の中で幼虫です。そして陸に
あがって土まゆをつくり1ヶ月ちょっと過ごし、成虫に
なります。成虫は水だけを取り入れるだけで何も食べ
ません。約一週間ぐらいして生きていません。
ホタルの成虫を見せてもらいました。 この中にたくさんいます。昼間はぐったりとしていて
おとなしいです。
この箱には、今日卵から生まれたばかりのホタルの
幼虫がいます。
小さいです。なんとこの中に700匹はいます。
こちらは10日間たって、少し大きくなった幼虫です。 続いて横山隊長も来てくれました。
横山さんは12種類
40本の多年草を持ってきてくれました。
この花はミソハギです。お盆の時期にきれいな花を
咲かせます。お盆によく飾られることがあるそうです。
   
 ハンゲショウです。6月後半、お化粧をしたみたいに
葉が白くなるそうです。だから半化粧!?ですね。
 ショウブです。ショウブはハナショウブとは違う仲間
です。
ショウブの根の小さな球根のようなものは煎じて飲む
とせき止めの薬になると言われています。
ショウブの匂いもかいでみました。大人は「いいにお
い」と言いますが、子どもにはくさかったようですね。
そばにエゴの木があったので、エゴの実でちょっと
遊んでみました。
エゴの実に傷をつけて、びんに入れてよくふると…
あら不思議、あわが出てきました。
13日植樹した多年草は
・リュウノヒゴ
・タマリュウ
・ヤブラン
・ジュズダマ
・ヒマガメ
・セキショウ
・ハンゲショウ
・カキドオシ
・オギ
・ユキノシタ
・ショウブ
・ミソハギ

12種類 40本を植えました。
エゴの実はムクロジの実のようにサポニンが含まれ
てせっけんになります。
さあ、みんなで植樹しました。まずはリュウノヒゲから
石の隙間に植えました。
みんなで移植ゴテを持って、固い土を掘り返しまし
た。昨年の植樹したリュウノヒゲは花を咲かせていま
した。
これはジュズダマです。 井戸のすぐそばに植えました。
植えた後は、しっかりと土を寄せてあげました。 植え終わったら、今度は井戸で水をくんであげました。
みんなで、井戸の水を出す人、バケツの水を入れる
人、交代で水をくんでいきました。
さあ、元気に根づくんだよ。
田中先生にも植樹していただきました。 みんなが植樹した草が、ホタルが休める場所にな
るんですね。植物と虫、ホタル…「いのち」はつながっ
ています。
こうして夜を迎えました。夜8時「ホタルの夕べ」が
始まりました。
たくさんの方に来ていただきました。手にホタルをの
せて、「これがホタルなんだあ」
「はじめて見たよ」
「きれいだね」
と声があがっていました。

ホタルを見たときの、子どもたちの笑顔、輝く瞳は
ホタルと同じ、いやそれ以上に美しく、素敵でした。
参加していただいたみなさん、ありがとうございました。



第2回竹林間伐 10月12日(土)


 10月12日は竹林間伐でした。戸塚南小学校PTAと戸塚南小あすぱるエコクラブと協力して年に3回行って
います。

斜面林も秋らしくなってきました。 今回は、竹林ゾーンではなく、樹木ゾーンに生えて
しまっている竹の間伐を中心に行いました。
特にこの木橋のなかにも竹がたくさん伸びてしま
っています。
子ども達も手伝いにやってきてくれました。
林の中にはいっての竹の切り出し、林の中からの
竹の運搬ということで大変でした。
お父さんたちのお
手伝いなしには、こうはなかなかうまくいきません。
   
 今回もたくさんのお父さんたちが参加していただき
ました。ありがとうございました。
子ども達も大活躍でした。
竹は枝のない下から切り分けました。 枝のない下の竹の部分は学校の図工の授業や
南小まつりのエコマーケットの材料に活用します。
見てください。竹を間伐して林のなかに光がさしこ
みました。
木もれ日がきれいです。
林の木々が喜んでいるようです。 児童館あすぱるのスタッフのみなさんもお手伝いに
きてくれました。
午前9時から竹切りができるお父さんたちに先に来
ていただき竹を間伐して、その後10時からお母さん
、お父さんに集まっていただき運搬、整理をしました。
手際よく11時前には終わることができました。
みなさんおつかれさまでした。
ありがとうございました。



第3回竹林間伐  1月18日(土)

 1月18日(土)天気予報では雪が降るかも知れないという心配がありましたが、晴天に恵まれました。
 午前9時30分、竹切りが始まりました。今回もお父さん達とエコクラブのサポーターの皆さんに早めに
来ていただきました。
 午前10時からPTAのみなさんと、エコクラブが協力して整備を行いました。

今年度最後の竹林間伐となりました。今回は竹の
間伐は最低限にして、竹林のゴミ拾いを行いました。
戸塚南小学校が開校した9年前、この竹林にはたく
さんのゴミが投棄されていました。
テレビや自転車など、信じられない物が落ちていた
ものです。しかし今では地域全体で、この竹林を大切
にしていこうという気運も高まり、大きなゴミはほとん
どなくなりました。
戸塚南小PTA、エコクラブのこの竹林作業も少し貢献
できていることと思います。
竹の間伐は、樹木ゾーン東側の竹だけを間伐する
ことにしました。
戸塚南小学校の卒業生、中学生も応援にきてくれ
ました。
間伐した竹は、枝のないところは切って、運びやす
く、また再利用できるように配慮しています。
女の子もお父さんと一緒に長い竹を運んでくれまし
た。
カブトムシ飼育小屋のよこに間伐した竹は積み上げ
ていきました。
竹林間伐のお手伝いを終えて、子ども達は水路に
張った氷で遊びました。
「厚い氷がはってる!」
冷えると零下まで気温が下がっています。
斜面林に棲んでいるアカガエルたちも、冬眠真っ最中
でしょうか。2月の末あたり雪がちらほら降る頃に、
ここの卵を産みつけることでしょう。
間伐をして手入れをしている、竹林の全景です。
竹の間から光がはいって、風通しもよいです。
こちらは樹木ゾーンにまで伸びてしまっている竹です。
竹は生長が早いので、樹木を追い越して光がうばっ
てしまいます。次回は、ここの竹を間伐する予定です。
   
 戸塚南小では毎年春に竹林の恵としてタケノコ掘り
をさせてもらっています。昔の人は、里山と共に生き
てきました。タケノコ掘りも増えすぎる竹を間伐する
ということでは手入れになります。
上の黄色い袋に入っているのは斜面林から出た落ち
葉です。公園課の方々の清掃で出てくる落ち葉です。
この落ち葉をいただいて、屋上の畑の肥料にしてい
ます。エコクラブのサポーターの井原さんが毎日のよ
うに畑に来て手入れをしてくれています。
清掃で出てくる落ち葉を使って、畑に肥料として入れて
います。 
これが畑の土です。落ち葉が入っているのがわかり
ますね。土の状態もとてもよいです。
年々、手入れをしているおかげで、土の状態がよく
なっています。
見てください。今年初めて屋上にビニルをかけました。
なかにはシュンギクが育っています。
 シュンギクが見えています。  ブロッコリーや大根も育っています。
屋上の土を耕していると… あれ!?
ミミズです。 大きな元気なミミズがいました。
ミミズが育つ土は、豊かな土ですね。屋上でこれだけ
ミミズを見たのは初めてのことです。
それだけ、土が肥沃になったということでしょう。
秋ジャガイモを掘って、大根も掘り出しました! 大根とったどー!!!
見事な大根が戸塚南小学校の屋上で実りました。



  校庭の樹木の間伐、名札つけを行いました  1月19日(日)
           そして…焼きマシュマロを食べました

 昨日18日(土)の竹林間伐に続いて、19日(日)は竹林の調査と、学校に3年前に国連のグリーンウェイブ
の呼びかけに応えて植樹した木々が成長したので間伐を行い、名札もつけ直しました。


竹林調査  講師 川口植物の会 会長 西川昭三 先生

雪が降るかもしれないという天気予報でしたが、今日
も晴天に恵まれました。しかし、寒風がひゅうひゅう
と吹くなかの作業となりました。
川口市植物の会会長の西川先生に竹林の調査に
来ていただきました。
斜面林の竹林はPTAとエコクラブで管理し、間伐を
行っています。樹木のあるところに竹が入ってくると
あっという間に竹が伸びて、樹木の光を奪ってしまい
ます。木橋の向こうを見てください。
木橋の向こうは、樹木に竹が入り込んで伸び放題
になっています。手間は、竹林間伐をしているので
樹木が伸びやかに育っています。竹林は手を入れな
いと荒れてしまったり、樹木をだめにしてしまいます。
ここも以前は竹ば繁っていましたが、間伐して樹木
に光が当たっています。
木橋の上に伸びているのは、この森のシンボルとも
言える木ですね。スダジイです。椎の木です。
林の真ん中にきました。ここに立つと、この林に育つ
木々が一目でわかります。
右側の木がスダジイです。
左側がエノキの木です。
ツリークライミングではこの木を登っています。
さらに左に目をやると木肌に割れ目のあるコナラ、
そしてその左側にはシラカシの木があります。
この4本の樹木をぜひ憶えておいてください。
そしてこれが竹です。この竹は孟宗竹です。他には
真竹もあります。この斜面林にもあります。孟宗竹は
どうして孟宗竹と呼ばれるかというと…中国にこんな
お話があります。昔、親孝行の24人の息子がいまし
た。その子どもたちの母親が病気になり、真冬です
が「タケノコ」が食べたいと言いました。親孝行のある
息子は、雪のなか一生懸命にさがしてタケノコを見つ
けて母親に食べさしたそうです。その息子の名前が
孟宗(もうそう)と言ったそうです。それで孟宗竹と名前
がついたと言われています。この竹は中国からやって
きたんですね。
この竹は古い竹で茶色くなっています。
新しい竹は青々としていて、節の所に白くろうをふい
ています。

 だから竹林間伐では茶色くなった竹を切るといいで
す。

またタケノコ掘りの後ならば6月ばっと竹が成長した
後にきるのもよいです。
竹林は番傘をさして歩けるぐらい竹と竹の間があると
よいと言います。この竹林は手入れができていてちょう
どよいとのことでした。

ただ昨年はどこもあまりタケノコがとれませんでした。
つまり新しい竹が少なかったということです。原因とし
ては夏の猛暑があげられるそうです。

今年のタケノコ掘りは大丈夫ですが、残すタケノコを決
めてタケノコ掘りをすればいいのではないかというのが
西川先生の診断でした。このお話を聞いて、みんな安
心しました。
真竹も見てみようということで、木橋を上がりました。
途中、種があり風で飛ばしました。これはプラタナス
の木の種です。別名すずかけの木とも言います。
この木がプラタナスです。 こちらはヤツデ。ヤツデといっても葉は…8枚では
ありません。
数えていくと、9枚、7枚… どれも奇数です。 この竹が真竹です。太さが均一で細めです。
ものほし竿に使うのは、この真竹です。
竹とんぼで使う材料にも真竹が適しています。
孟宗竹と真竹の見分け方は節にあります。
節が1節なら孟宗竹、2節なら真竹です。なかなか
わかりずらいですが、下のほうを見ると節と節の間
が開いているのでわかりやすいようです。
最後に西川先生が手にしたのはスギです。
スギの雄花ですね。ここから黄色いスギ花粉がやが
て出てきます。
右手に持っているのはスギの雌花から実をつけた
ところです。スギの実です。

 学校校庭 樹木の間伐

 講師
 自然観察指導員   横山 隆 先生
竹林の調査を終えて、間伐した竹を持って、学校に
もどってきました。

自然観察指導員の横山先生から、校庭の樹木を間伐
して、樹木に竹札を作ることの説明を聞きました。

まずは…竹を、のこぎりで切って…
なたで割って、樹木につける札をつくります。 女の子も挑戦しました。
なたの使い方を覚えよう。
竹に軽くあてて、たたくだけで竹はきれいに割れます。
みんなそれぞれに挑戦しました。
竹をわったらドリルで穴を開けます。 麻ひもを通して、札に名前を書いて、木にかけます。
できあがってきました。 木札ができたところで、いよいよ木の間伐です。
木の根元の枝をおろしていきました。 みんな手にのこぎりを持って挑戦です。
高い所は、自然観察指導員の横山さんが手伝って
くれました。
道路に出た枝を切っていきます。
下の枝も切っていきました。 伸びて、ネットの向こうに出た枝も切っていきました。
切った枝は50cmぐらいに切りそろえていいきます。 この枝は学校ビオトープの虫の家にします。
木に名札をつけていきます。 どれも蝶の食草の樹木です。
間伐、名札付が終わりました。切った枝を集めて
学校ビオトープに積み上げて「虫の家」にします。
ここが学校ビオトープです。
ここに木の枝を積み上げます。
昨年もここに枝を積み上げました。 学校ビオトープはすっかり冬景色です。
しかしこの中でアカガエルは冬眠をしています。
自生で生えたアカメガシワの木が伸びすぎて風で
倒れそうなので、大きく間伐しました。
もう一度、ここから芽を出して伸びてもらうことにし
ました。
仕事を終えて、七輪に炭をつけて、いよいよ焼き
マシュマロの時間です。竹ぐしでさしてこげたところ
をかじるとおいしいです。
竹ぐしを自分で作ってマシュマロをさした人もいます。
さすが…エコクラブ
最後の最後に学校ビオトープの樹木にも木札をつけ
ました。ここは「虫の家」
アカメガシワの木です。
たくさん蜜がでて、カブト虫が寄ってきます。
ハンノキです。
ミドリシジミの食草です。
こちらはネコヤナギです。

学校ビオトープも校庭の樹木も間伐を終えて、すっき
りとしました。昨日、今日と連続で参加してくれたエコ
クラブの子ども達もいます。
みなさんご協力ありがとうございました。
西川先生、横山先生ありがとうございました。
おつかれさまでした。