平成25年度
斜面林 竹林間伐
4月28日(日) 斜面林竹林でのタケノコ掘り
大盛況 400名が参加
ゴールデンウィーク28日、戸塚南小学校名物のタケノコ掘りが行われました。
今年もたくさんの参加ありがとうございました。出席はなんと…400名を超えました。
戸塚南小学校の竹林間伐第1回目です。毎年、PTA とエコクラブが協力して竹林間伐を行っています。 |
戸塚南小学校の卒業生も応援にやってきてくれ ました。 |
児童館あすぱるのスタッフも応援にきてくれました。 | 午前9時頃からお父さん方とエコクラブのサポーター で竹を切っておきました。今回は地域の方の要望 もあって道路ぞいの竹を中心に間伐しました。 |
子ども達は竹林のなかのゴミをひろいました。 | 切った竹は枝のついているところと、ついていない ところを切り分けます。 |
のこぎりはお父さん達が大活躍です。 枝のない竹は、4年生が竹ぽっくりをつくったり、もの づくりに使います。 |
竹林ゾーンの竹以外の低木の木は今回間伐しまし た。 |
子ども達が集めてくれたゴミです。竹林は以前にくら べてだいぶきれいになりましたが、まだまだゴミが でます。残念ですね。 |
子ども達が「誰が上からゴミをすてるんだろう。困るね …」と話していると、アカガエルが姿を出しました。 斜面林にたくさんのアカガエルがよみがえって、すん でいます。 |
ちょっと…記念写真! 写真をとったらすぐに林にもどしました。まるで… ごみひろをした子ども達に「ありがとう」とお礼を言い にきたかのように…アカガエル君が出てきてくれま した。 |
斜面林の水路にも水をたしました。 みなさん竹林間伐おつかれさまでした。 |
「ホタルの夕べ」を開きました
たくさんの参加ありがとうございました 7月13日
7月13日 午後3時 斜面林の井戸のところでホタル のために植樹を行います。 |
子どもたち、児童館スタッフのみなさんもやってき ました。 |
今回の講師は安行在住の『ホタル博士』田中さんで す。田中さんは、もう長い間、ホタルの飼育、研究を 積み重ねてきた方です。 |
ホタルの一生のお話を聞きました。 ホタルは約9ヶ月以上水の中で幼虫です。そして陸に あがって土まゆをつくり1ヶ月ちょっと過ごし、成虫に なります。成虫は水だけを取り入れるだけで何も食べ ません。約一週間ぐらいして生きていません。 |
ホタルの成虫を見せてもらいました。 | この中にたくさんいます。昼間はぐったりとしていて おとなしいです。 |
この箱には、今日卵から生まれたばかりのホタルの 幼虫がいます。 |
小さいです。なんとこの中に700匹はいます。 |
こちらは10日間たって、少し大きくなった幼虫です。 | 続いて横山隊長も来てくれました。 |
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横山さんは12種類 40本の多年草を持ってきてくれました。 |
この花はミソハギです。お盆の時期にきれいな花を 咲かせます。お盆によく飾られることがあるそうです。 |
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ハンゲショウです。6月後半、お化粧をしたみたいに 葉が白くなるそうです。だから半化粧!?ですね。 |
ショウブです。ショウブはハナショウブとは違う仲間 です。 |
ショウブの根の小さな球根のようなものは煎じて飲む とせき止めの薬になると言われています。 |
ショウブの匂いもかいでみました。大人は「いいにお い」と言いますが、子どもにはくさかったようですね。 |
そばにエゴの木があったので、エゴの実でちょっと 遊んでみました。 |
エゴの実に傷をつけて、びんに入れてよくふると… あら不思議、あわが出てきました。 |
13日植樹した多年草は ・リュウノヒゴ ・タマリュウ ・ヤブラン ・ジュズダマ ・ヒマガメ ・セキショウ ・ハンゲショウ ・カキドオシ ・オギ ・ユキノシタ ・ショウブ ・ミソハギ 12種類 40本を植えました。 |
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エゴの実はムクロジの実のようにサポニンが含まれ てせっけんになります。 |
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さあ、みんなで植樹しました。まずはリュウノヒゲから 石の隙間に植えました。 |
みんなで移植ゴテを持って、固い土を掘り返しまし た。昨年の植樹したリュウノヒゲは花を咲かせていま した。 |
これはジュズダマです。 | 井戸のすぐそばに植えました。 |
植えた後は、しっかりと土を寄せてあげました。 | 植え終わったら、今度は井戸で水をくんであげました。 |
みんなで、井戸の水を出す人、バケツの水を入れる 人、交代で水をくんでいきました。 |
さあ、元気に根づくんだよ。 |
田中先生にも植樹していただきました。 | みんなが植樹した草が、ホタルが休める場所にな るんですね。植物と虫、ホタル…「いのち」はつながっ ています。 |
こうして夜を迎えました。夜8時「ホタルの夕べ」が 始まりました。 |
たくさんの方に来ていただきました。手にホタルをの せて、「これがホタルなんだあ」 「はじめて見たよ」 「きれいだね」 と声があがっていました。 ホタルを見たときの、子どもたちの笑顔、輝く瞳は ホタルと同じ、いやそれ以上に美しく、素敵でした。 参加していただいたみなさん、ありがとうございました。 |
10月12日は竹林間伐でした。戸塚南小学校PTAと戸塚南小あすぱるエコクラブと協力して年に3回行って
います。
斜面林も秋らしくなってきました。 | 今回は、竹林ゾーンではなく、樹木ゾーンに生えて しまっている竹の間伐を中心に行いました。 |
特にこの木橋のなかにも竹がたくさん伸びてしま っています。 |
子ども達も手伝いにやってきてくれました。 |
林の中にはいっての竹の切り出し、林の中からの 竹の運搬ということで大変でした。 |
お父さんたちのお 手伝いなしには、こうはなかなかうまくいきません。 |
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今回もたくさんのお父さんたちが参加していただき ました。ありがとうございました。 |
子ども達も大活躍でした。 |
竹は枝のない下から切り分けました。 | 枝のない下の竹の部分は学校の図工の授業や 南小まつりのエコマーケットの材料に活用します。 |
見てください。竹を間伐して林のなかに光がさしこ みました。 |
木もれ日がきれいです。 |
林の木々が喜んでいるようです。 | 児童館あすぱるのスタッフのみなさんもお手伝いに きてくれました。 |
午前9時から竹切りができるお父さんたちに先に来 ていただき竹を間伐して、その後10時からお母さん 、お父さんに集まっていただき運搬、整理をしました。 手際よく11時前には終わることができました。 |
みなさんおつかれさまでした。 ありがとうございました。 |
第3回竹林間伐 1月18日(土)
1月18日(土)天気予報では雪が降るかも知れないという心配がありましたが、晴天に恵まれました。
午前9時30分、竹切りが始まりました。今回もお父さん達とエコクラブのサポーターの皆さんに早めに
来ていただきました。
午前10時からPTAのみなさんと、エコクラブが協力して整備を行いました。
今年度最後の竹林間伐となりました。今回は竹の 間伐は最低限にして、竹林のゴミ拾いを行いました。 戸塚南小学校が開校した9年前、この竹林にはたく さんのゴミが投棄されていました。 |
テレビや自転車など、信じられない物が落ちていた ものです。しかし今では地域全体で、この竹林を大切 にしていこうという気運も高まり、大きなゴミはほとん どなくなりました。 戸塚南小PTA、エコクラブのこの竹林作業も少し貢献 できていることと思います。 |
竹の間伐は、樹木ゾーン東側の竹だけを間伐する ことにしました。 |
戸塚南小学校の卒業生、中学生も応援にきてくれ ました。 |
間伐した竹は、枝のないところは切って、運びやす く、また再利用できるように配慮しています。 |
女の子もお父さんと一緒に長い竹を運んでくれまし た。 |
カブトムシ飼育小屋のよこに間伐した竹は積み上げ ていきました。 |
竹林間伐のお手伝いを終えて、子ども達は水路に 張った氷で遊びました。 「厚い氷がはってる!」 冷えると零下まで気温が下がっています。 斜面林に棲んでいるアカガエルたちも、冬眠真っ最中 でしょうか。2月の末あたり雪がちらほら降る頃に、 ここの卵を産みつけることでしょう。 |
間伐をして手入れをしている、竹林の全景です。 竹の間から光がはいって、風通しもよいです。 |
こちらは樹木ゾーンにまで伸びてしまっている竹です。 竹は生長が早いので、樹木を追い越して光がうばっ てしまいます。次回は、ここの竹を間伐する予定です。 |
戸塚南小では毎年春に竹林の恵としてタケノコ掘り をさせてもらっています。昔の人は、里山と共に生き てきました。タケノコ掘りも増えすぎる竹を間伐する ということでは手入れになります。 上の黄色い袋に入っているのは斜面林から出た落ち 葉です。公園課の方々の清掃で出てくる落ち葉です。 |
この落ち葉をいただいて、屋上の畑の肥料にしてい ます。エコクラブのサポーターの井原さんが毎日のよ うに畑に来て手入れをしてくれています。 清掃で出てくる落ち葉を使って、畑に肥料として入れて います。 |
これが畑の土です。落ち葉が入っているのがわかり ますね。土の状態もとてもよいです。 年々、手入れをしているおかげで、土の状態がよく なっています。 |
見てください。今年初めて屋上にビニルをかけました。 なかにはシュンギクが育っています。 |
シュンギクが見えています。 | ブロッコリーや大根も育っています。 |
屋上の土を耕していると… | あれ!? |
ミミズです。 | 大きな元気なミミズがいました。 ミミズが育つ土は、豊かな土ですね。屋上でこれだけ ミミズを見たのは初めてのことです。 それだけ、土が肥沃になったということでしょう。 |
秋ジャガイモを掘って、大根も掘り出しました! | 大根とったどー!!! 見事な大根が戸塚南小学校の屋上で実りました。 |
校庭の樹木の間伐、名札つけを行いました 1月19日(日)
そして…焼きマシュマロを食べました
昨日18日(土)の竹林間伐に続いて、19日(日)は竹林の調査と、学校に3年前に国連のグリーンウェイブ
の呼びかけに応えて植樹した木々が成長したので間伐を行い、名札もつけ直しました。
竹林調査 講師 川口植物の会 会長 西川昭三 先生
雪が降るかもしれないという天気予報でしたが、今日 も晴天に恵まれました。しかし、寒風がひゅうひゅう と吹くなかの作業となりました。 |
川口市植物の会会長の西川先生に竹林の調査に 来ていただきました。 |
斜面林の竹林はPTAとエコクラブで管理し、間伐を 行っています。樹木のあるところに竹が入ってくると あっという間に竹が伸びて、樹木の光を奪ってしまい ます。木橋の向こうを見てください。 |
木橋の向こうは、樹木に竹が入り込んで伸び放題 になっています。手間は、竹林間伐をしているので 樹木が伸びやかに育っています。竹林は手を入れな いと荒れてしまったり、樹木をだめにしてしまいます。 |
ここも以前は竹ば繁っていましたが、間伐して樹木 に光が当たっています。 |
木橋の上に伸びているのは、この森のシンボルとも 言える木ですね。スダジイです。椎の木です。 |
林の真ん中にきました。ここに立つと、この林に育つ 木々が一目でわかります。 |
右側の木がスダジイです。 左側がエノキの木です。 ツリークライミングではこの木を登っています。 |
さらに左に目をやると木肌に割れ目のあるコナラ、 そしてその左側にはシラカシの木があります。 |
この4本の樹木をぜひ憶えておいてください。 |
そしてこれが竹です。この竹は孟宗竹です。他には 真竹もあります。この斜面林にもあります。孟宗竹は どうして孟宗竹と呼ばれるかというと…中国にこんな お話があります。昔、親孝行の24人の息子がいまし た。その子どもたちの母親が病気になり、真冬です が「タケノコ」が食べたいと言いました。親孝行のある 息子は、雪のなか一生懸命にさがしてタケノコを見つ けて母親に食べさしたそうです。その息子の名前が 孟宗(もうそう)と言ったそうです。それで孟宗竹と名前 がついたと言われています。この竹は中国からやって きたんですね。 |
この竹は古い竹で茶色くなっています。 新しい竹は青々としていて、節の所に白くろうをふい ています。 だから竹林間伐では茶色くなった竹を切るといいで す。 またタケノコ掘りの後ならば6月ばっと竹が成長した 後にきるのもよいです。 |
竹林は番傘をさして歩けるぐらい竹と竹の間があると よいと言います。この竹林は手入れができていてちょう どよいとのことでした。 ただ昨年はどこもあまりタケノコがとれませんでした。 つまり新しい竹が少なかったということです。原因とし ては夏の猛暑があげられるそうです。 今年のタケノコ掘りは大丈夫ですが、残すタケノコを決 めてタケノコ掘りをすればいいのではないかというのが 西川先生の診断でした。このお話を聞いて、みんな安 心しました。 |
真竹も見てみようということで、木橋を上がりました。 途中、種があり風で飛ばしました。これはプラタナス の木の種です。別名すずかけの木とも言います。 |
この木がプラタナスです。 | こちらはヤツデ。ヤツデといっても葉は…8枚では ありません。 |
数えていくと、9枚、7枚… どれも奇数です。 | この竹が真竹です。太さが均一で細めです。 ものほし竿に使うのは、この真竹です。 竹とんぼで使う材料にも真竹が適しています。 孟宗竹と真竹の見分け方は節にあります。 節が1節なら孟宗竹、2節なら真竹です。なかなか わかりずらいですが、下のほうを見ると節と節の間 が開いているのでわかりやすいようです。 |
最後に西川先生が手にしたのはスギです。 スギの雄花ですね。ここから黄色いスギ花粉がやが て出てきます。 |
右手に持っているのはスギの雌花から実をつけた ところです。スギの実です。 |
学校校庭 樹木の間伐 |
講師 自然観察指導員 横山 隆 先生 |
竹林の調査を終えて、間伐した竹を持って、学校に もどってきました。 |
自然観察指導員の横山先生から、校庭の樹木を間伐 して、樹木に竹札を作ることの説明を聞きました。 まずは…竹を、のこぎりで切って… |
なたで割って、樹木につける札をつくります。 | 女の子も挑戦しました。 |
なたの使い方を覚えよう。 竹に軽くあてて、たたくだけで竹はきれいに割れます。 |
みんなそれぞれに挑戦しました。 |
竹をわったらドリルで穴を開けます。 | 麻ひもを通して、札に名前を書いて、木にかけます。 |
できあがってきました。 | 木札ができたところで、いよいよ木の間伐です。 |
木の根元の枝をおろしていきました。 | みんな手にのこぎりを持って挑戦です。 |
高い所は、自然観察指導員の横山さんが手伝って くれました。 |
道路に出た枝を切っていきます。 |
下の枝も切っていきました。 | 伸びて、ネットの向こうに出た枝も切っていきました。 |
切った枝は50cmぐらいに切りそろえていいきます。 | この枝は学校ビオトープの虫の家にします。 |
木に名札をつけていきます。 | どれも蝶の食草の樹木です。 |
間伐、名札付が終わりました。切った枝を集めて 学校ビオトープに積み上げて「虫の家」にします。 |
ここが学校ビオトープです。 ここに木の枝を積み上げます。 |
昨年もここに枝を積み上げました。 | 学校ビオトープはすっかり冬景色です。 しかしこの中でアカガエルは冬眠をしています。 |
自生で生えたアカメガシワの木が伸びすぎて風で 倒れそうなので、大きく間伐しました。 |
もう一度、ここから芽を出して伸びてもらうことにし ました。 |
仕事を終えて、七輪に炭をつけて、いよいよ焼き マシュマロの時間です。竹ぐしでさしてこげたところ をかじるとおいしいです。 |
竹ぐしを自分で作ってマシュマロをさした人もいます。 さすが…エコクラブ |
最後の最後に学校ビオトープの樹木にも木札をつけ ました。ここは「虫の家」 |
アカメガシワの木です。 たくさん蜜がでて、カブト虫が寄ってきます。 |
ハンノキです。 ミドリシジミの食草です。 |
こちらはネコヤナギです。 学校ビオトープも校庭の樹木も間伐を終えて、すっき りとしました。昨日、今日と連続で参加してくれたエコ クラブの子ども達もいます。 みなさんご協力ありがとうございました。 西川先生、横山先生ありがとうございました。 おつかれさまでした。 |