8月2日(土)綾瀬の森で「夜の生き物さがし」を行いました。
自然探検コロボックルクラブ代表で、自然観察員の横山さんが講師です。
まだ薄明かりのある6時30分、綾瀬の森に戸塚南小学校、安行小学校、戸塚綾瀬小学校、安行東小学校、差間小学校、戸塚小学校などいろいろな学校の子どもたちが集まりました。子どもたちは虫網、虫カゴを持ってきて、昆虫採集やる気まんまんです。横山さんからは「今夜はまず生き物を見つけたら、すぐに採らない」と話しがあると、子どもたちからは「えーっ!」と声があがりました。「まずどんな生き物がいるのか、その様子をしっかり観察して記録しよう。その後、採ってもいいですよ」ということで、子どもたちは安心したようです。
横山さんのお話が終わって、生き物さがしが始まってすぐに、アブラゼミの幼虫が地面から出てきて歩いていました。幼虫は明るいうちに地面まで出て来ていて、夜までずっとあたりの様子を見ているそうです。幼虫の歩く姿には、みんなびっくりしました。速いこと、速いこと、どんどん歩いて木を見つけると、すぐに木に登り始めました。ちょうど時間は7時です。幼虫はアブラゼミです。この一匹の羽化の様子を写真で掲載しました。羽化が終わったのは8時30分です。約1時間30分の羽化のドラマでした。
子どもたち以上に、大人たちのほうが「はじめてセミの羽化をみました」と夢中になって観察していました。「首がいたいなあ」と言いながらずっと目を凝らしていたお父さんお母さんも多かったですね。

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