エコクラブサポーター岩川さんからの投稿です。
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本日は平日で自宅で仕事をしていました。
息抜きも兼ねて昼前に久しぶりに戸塚の斜面林にカメラ持参で行ってきました。
横山さんのオニヤンマ報告もあり若干期待して行きましたが残念ながら出会えませんでした。
井戸の上流にも水を供給されたおかげて水路全体が本当に生き生きとして、
今までただコンクリートの水路だった所にもわずかに底に堆積した泥に水草が生えて、
そこがまた生き物を呼んで昨年とは別世界の様な躍動感に満ちた風景になっています。

あちこち眺めていた中で、居るのは確かですが中々みられないニホントカゲが水路の岩場にいました。
まだ尾まで入れても10cm位の子供で青く光る尾がきれいでした。
川博の藤田先生にもメールしようと思っております。
あとは子供達が大喜びするカブトムシも樹液に集まっていました。
場所を明かすと翌日にはローラー作戦で採られてしまうので秘密です。
(いずれわかってしまうかもしれませんね)
蝶なども一緒に樹液に集まってさながら虫のレストラン状態で賑やかでした。
添付の写真のニホントカゲ1は拡大すると岩の中央にいます。その距離で撮影しています。
ニホントカゲ2はズームで撮影しました。

今年の斜面林は水が流れる様になったおかげで本当に楽しいですね。

斜面林の水路の様子を見てきました。先日、井戸の水の出口のパイプを分岐して、上流にも水がたまるようにしたからです。時間は午前11時30分ごろでした。水路を見ると上流にずっと水がたまっていました。どこまで水がたまるかと心配していましたが、あまり高低差がないのでしょうか、もう一つ向こうの橋のところまで水がたまっていました。春先、アカガエルが卵を産みつけるところまで水がたまっていました。これで、来年の春はアカガエルの卵の救出は必要なくなりました。よかった…と思って、さっそく自然観察員の横山さんにお電話をしました。水路の様子を話すと、横山さんから「昨日、私も斜面林の水路の様子を見に行きました。そのときオニヤンマが飛んできました。水が流れているから卵を産みにきたんでしょうかね」

お話を聞いてびっくりしました。これまで斜面林でオニヤンマを見たことはありません。オニヤンマは水の流れがあるところでないと産卵はしません。電動ポンプがついて定期的に水が流れるということがわかったのでしょうか。だとしたら何と生き物は環境の変化に敏感なのでしょう。というよりも人間が鈍感すぎるのかもしれませんね。

水が定期的に斜面林に流れるようになり、さらには上流にも水が確保されて、もっともっと斜面林水路周辺の生態系は豊かになっていくことでしょう。次の自然観察会が楽しみです。

エコクラブサポーター 菊次

斜面林の水路を見て見ると、井戸のあるほうは水が確保されていますが、上流となると写真のように乾ききっています。土も乾燥のため、ひびわれができています。それでもミソハギやハンゲショウはまだ元気で、ミソハギの花は満開です。
何とか上流にも水を送りたいと考えていました。試しに、ゴムホースを買ってきて(目立たないように黒にしました)井戸の水が出るパイプに差し込んでみました。口径はパイプのほうが大きいので、うまくすれば、そのままで水が上流にも分岐できるかなと思いました。結果は上々です。上流にも水がいくようになりました。これでハンゲショウもミソハギも枯れることはないでしょう。春先のアカガエルの卵は上流のほうが産卵が多かったです。上流にも水がいきわたるように考えていこうと思います。

日曜日のしゃめんりん               2年 女の子

日曜日にしゃめんりんにいったら、
トカゲやバッタ、ちょうちょがいっぱいいました。
学校がある日は生き物にとっては、うるさいみたいです。
さいきん、しぜんがとてもへってきています。
いろいろたてものが多くなってきています。
だから、生き物たちがしゃめんりんや学校にあつまってきています。
木や竹が多くなるようにと、しぜんが大すきな、い原さんや、
あんぎょう小からわざわざきてくれるきくつぎ先生、
ほかにもいろいろな人がしぜんをまもろうとがんばっています。
なので、みんなもまもってほしいと思いました。
しゃめんりんには、しぜんのたからがいっぱいです。
きれいなあじさい、川にザリガニ、とりや虫たちもいっぱいいます。ぜひみてください。

7月6日(日)戸塚下台公園斜面林で「親子ツリークライミング体験教室」を行いました。
戸塚南小学校とエコクラブでは、これまで授業や課外活動で子どもを対象にツリークライミングを行ってきました。はじまってすでに6年目を迎えています。
ずいぶん前から親子でツリークライミングを体験したいという声を聞いてきました。エコクラブとしても親子で木に登って親子で感動体験をしてほしいと考えて来ました。費用面ではスタッフ、装備レンタル費用の一部分を参加者に負担してもらうことで実現しました。今年の2月に1回目を企画しましたが、あいにく雪のために中止となってしまいました。今回が初めての「親子ツリークラミング体験教室」となりました。参加者は5家族で12人でした。台風の影響で雨が心配されましたが、天気には恵まれました。親子で声をかけあいながら木に登る姿、また子どもたちの笑顔は素敵でした。
これからも親子ツリークラミング教室は継続していきます。今回参加できなかった方も、次の機会にチャレンジしてください。親子ツリークライミング教室を積み重ねながら、「初級インストラクター」の講座の開催も考えています。地元、地域のなかにツリークライミングの有資格者がいれば、もっともっとツリークライミングは身近なものになることでしょう。