カヤックの講師は公益財団法人ハーモニーセンターの青木さんです。綾瀬川フィールドワーク1回目からずっとカヤックの先生をしていただいています。
パドルでこぐ小舟は、すべてカヌーと呼ばれていますが、使用するパドルの違いによってカヌー(カナディアンカヌー)とカヤックに別れます。カヌーは水をこぐ部分にあたるブレードが片方だけについています。カヤックは左右にブレードがついています。ですからカヤックは小さめで小回りがききます。
子どもたちは1人でカヤックに挑戦しました。カヤックは初めての子がほとんどです。ボートをこいだ経験もほとんどないでしょう。青木先生にブレードの使い方を教わります。ブレードの持ち方、水への入れ方、陸上でできるようになっても、いざ1人でカヤックに乗ってブレードを扱うのはとても緊張します。陸から大人たちが「右をこいで、右をこいで!」と声をかけても、いざ乗ってみるとあわてて右、左が混乱してしまうものです。でも、しだいに慣れてきて1人、自分の力でブレードを上手に扱えるようになります。子どもたちは、そうなると自信がつき、顔も誇らしげです。はじめてのカヤック体験、子どもたちは自信をつけて陸に上がってきます。

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