2015年2月14日(土)、綾瀬の森で「木の名札付け、森のアスレチック遊び」の活動がありました。綾瀬の森の木々に名札を付けて、訪れた人にも木の名前がわかるようにしようという作戦です。
横山さん代表をつとめるコロボックルクラブの呼びかけで、南小あすぱるエコクラブ、安行小学校などの子供たちや、そのお父さん、お母さんたちも参加してくれました。 綾瀬の森での木の名札付けは、夏休みの中頃の8月にも「綾瀬川を愛する会」と中高生ボランティアの活動でも行われます。名札は間伐した竹を使い、麻ひもで木にさげるので自然に朽ちて消えて行くので、1年に2回ほど活動の中で付け替えて行きます。今回は他にも、綾瀬の森の木に手作りブランコをかけたり、落ち葉を敷いて土手滑りといったアスレチック遊び、おやつにお餅を焼いたりといった盛りだくさんの内容です。
朝10時に、綾瀬の森に集合して早速活動を始めました。まず、森の中を一周りしてみました。風が強くて寒い日でしたが、カマキリの卵、スイセンの花、樹の冬芽など、いろいろな発見がありました。寒い季節に、何も見るものは無いように思える森の中ですが、ちょっと目を凝らすとたくさんの生き物の姿を見ることができます。みんな春が来るまでなんとか寒い季節を乗り越えていこうと、その形も様々です。森を見回ったあとは名札を作って行きます。慎重に道具を使って間伐した竹で短冊を作ります。あとは自分で決めた木の名前を記して枝にかけて行くのですが、今回は木の名前と一緒に自分の名前も記すことになりました。自分の名前の記された木と友達になって見守って行こうという試みです。一仕事終えた後は、木にブランコをかけて手作りアスレチックです。土手に落ち葉を敷いて滑ったりして遊びました。風が強くて寒い日でしたが子供たちは驚くほど元気で、「子供は風の子」の言葉をそのまま見ているようです。お餅を自分で焼くのも大変で、こまめに位置を変えたり、お餅を返してあげないとすぐ焦げてしまいます。最初はおっかなびっくりだった子供たちですが、あれこれ考えながら、じきに上手に焼けるようになりました。なんでも自分で考えて試してみるというのは大切な事なんだなぁ..と感じた次第です。終わりの時間が来ても、なかなかその場を離れようとしない子供たちを見て、こんなに楽しく遊んでもらえるなら、もっと機会を作ってあげたいな~、と思いました。久しぶりに賑わった綾瀬の森は、真新しい名札も風にゆれていて、寒い中にも春の気配を感じる事もできた楽しい1日となりました。寒い中、お汁粉を作ってくれたサポーターのお母さんたち、自然の材料で色々作ってくれた井原さん、菊次先生、参加してくれた子供たちも、皆さんありがとうございました。

エコクラブサポーター 岩川記

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