5月24日(土)に綾瀬の森で「クワの実ジャムづくりと虫調べ」を行いました。自然観察員横山さんが主催するコロボックルクラブの活動に合流しました。戸塚南小学校はもちろん安行小学校からも参加がありました。

はじめにクワの実をとりました。綾瀬の森には自生したたくさんのクワの木があります。鳥によって運ばれたのでしょう。赤くなっているのは人間よりも先に、鳥たちがついばんでいます。クワの実とりの後は、ジャムづくり、植樹、虫調べの3グループに分かれて活動しました。

植樹は国連のグリーンウェイブの取組みに参加しての活動です。トネリコ、クサイチゴ、スダジイ、フジバカマ、コマツナギを植えました。フジバカマはアサギマダラという長い距離を旅するチョウの食草です。コマツナギは埼玉県では見られなくなったミヤマシジミの食草です。もう一度、ミヤマシジミをよみがえらせたいものです。

虫しらべでは12種類の生き物を見つけました。そのうちの多くはチョウでした。絶滅危惧種のコムラサキも見つけることができました。この時期はチョウが多いですね。トノサマバッタは赤ちゃんがいました。ツチイナゴも見つけました。大きなツチイナゴでしたが、越冬して、卵を産む時期です。卵を産んで、命をつないだ後、やがて死んでしまいます。

活動の終わりにはクラッカーにクワの実ジャムをつけて食べました。砂糖とレモン汁とクワの実だけで煮込んでつくりました。水は入れていません。おいしくなれ…おいしくなれ…といいながらジャムを煮こんでいきました。甘くて、ちょっとすっぱくてとってもおいしかったです。最後に、綾瀬の森に「ごちそうま」と言って、綾瀬の森を後にしました。

活動の詳細は 安行小のホームページこちらからご覧ください

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