11月14日県民の日は、エコクラブでは恒例の焼き芋づくりをしました。今年は屋上で焼きいもに挑戦することにしました。屋上学校ファームで育てたサツマイモをまずみんなで収穫しました。学校ファームの村長さんの井原さんのお話を聞いて、作業を始めました。はじめにマルチ(黒いビニール)をはがし、サツマイモのツルをとってどかしてから、いもほりをしました。サツマイモ畑は連作をさけるために、毎年畑を交換しています。学校が開校した当初は土が悪くやせていてジャガイモもサツマイモもほとんどとれませんでした。年々土に肥料を入れたり、水はけを良くしたりしながら畑の土が良くなってきています。それでも西側の畑は、まだまだ土が固いようです。子どもたちがツルをひっぱっても、ぷつんと切れることが多かったです。それでも周りを掘っていくと大きなサツマイモがたくさんとれました。
サツマイモを収穫してから焼きいもの準備をしました。ドラム缶を半分に切ってつくった、焼きがまに新聞紙を丸めて入れ、乾いた枝をおいて、火を起こして、炭に火をつけました。高学年の子どもたちが手伝ってくれました。炭に充分に火がついたところで、サツマイモをアルミ箔で包んで、並べていきました。
今回は焼きいもが焼き上がるまでの時間に、バームクーヘンに挑戦してみました。サポーターのお母さんに作り方を教えてもらい、竹の枝にホットケーキミックスをぬって焼いていきました。何重にもホットケーキミックスをつけて、おいしいバームクーヘンもできあがりました。子どもたちは自分で焼くことができるので夢中になって焼いていきました。バームクーヘンが焼けるころには焼きいももできあがりました。
おいしい焼きいもと、熱々のバームクーヘンをみんなでいただきました。

戸塚南小学校の屋上には学校ファームがあります。屋上農園ということで、なかなか管理、手入れが大変です。
戸塚南小学校が開校した年には手をつけることができませんでした。
2年目から屋上で農園作りが始まりました。耕耘機も用意して、畑づくりへの挑戦が始まりました。しかし最初の年、ジャガイモ畑はイモが実ることはありませんでした。土があまりにもやせていたからです。土の深さも足りませんでした。授業で使うにしても、手入れが大変でした。上履きで屋上にあがり、下履きに履きかえるだけでも大変な手間となりました。畑仕事をして、また上履きに履きかえ、泥だらけの下履きを手にして屋上から校舎内に入るのも一苦労でした。
結局、学校で育てる野菜は2年生サツマイモと6年生ジャガイモだけになりました。やがて教科書の変更もあり、2年生のサツマイモだけを屋上で育てることになりました。低学年の子どもたちが屋上で作業をするのは、とても大変です。草むしり一つとっても屋上だと、通常の学年園に比べて手間がかかります。ある年は雑草が伸び放題となり、サツマイモがほとんど収穫できないということもありました。
こうしたなか、戸塚南小にエコクラブが発足して、エコクラブの子どもたちが土日を使って畑仕事をすることになりました。サポーターの保護者にもお手伝いいただいて、畑も増えました。しかし、それでも畑の手入れは大変です。ちょっと油断すると雑草が伸びてしまいます。実った野菜もそのままになってしまいます。エコクラブの畑づくりが始まってから数年後、強力なサポーターをお迎えすることになります。日頃、子どもたちには「スクールガードリーダー」として親しまれている井原さんです。子どもたちには「ものづくり名人」としても有名です。現在、井原さんが毎日のように畑に足を運んで手入れをしてくれています。井原さんを中心に数年かけて土づくりに取り組んできました。秋、斜面林にたまる落ち葉も井原さんが屋上まで運んで堆肥にして活用しています。
今では畑づくりの輪はエコクラブの児童だけでなく、あすぱるの幼児さん達にもひろがっています。
学校のサツマイモ畑も井原さんが事前に土づくりをして耕して用意してくれています。井原さんを中心にエコクラブが学校応援団として畑づくりとその維持に協力しています。

7月30日(水)にはエコクラブの学校ファームのメンバーが集まり、夏野菜を収穫しました。そして収穫した夏野菜をつかって夏野菜カレーに挑戦しました。ジャガイモはもちろん、ニンジン、ナス、ピーマンなどすべて材料の野菜は収穫したものです。
子どもたちが料理したカレーは
「一年生カレー」「ナオキクカズキ カレー」「チーム 野さいカレー」「新せんカレー」
の4つとなりました。
子どもたちがレシピを考えて、それぞれに工夫してつくりました。
育てた野菜を収穫して、自分たちでカレーを考えて、料理して食べました。

この日、ゲストとして戸塚南小学校の加藤校長先生、校務員の下田さん、榎さんをご招待しました。日頃からエコクラブが大変にお世話になっています。校務員の下田さんは7月で学校を退職されます。エコクラブからささやかなお礼として、手作りの夏野菜カレーを食べていただくことにしました。またみんながお礼を書いた色紙をおわたししました。

エコクラブサポーターさんからの投稿を掲載します。戸塚南小屋上の学校ファームの夏野菜の収穫がいよいよ本番です。学校ファームは「ものづくり名人」でもある井原さんに土づくりから水の管理まで世話をしてもらっています。井原さんの愛情いっぱいの井原農園でもあります。

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梅雨が明け、これから暑さの本番ですね。屋上の野菜もぐんぐんと育っています♪

☆☆ 今日の収穫@井原農園(*^-^*) ☆☆
左から…
枝豆、キュウリ、ピーマン、トマト、なす、ズッキーニ、トウモロコシ(黒色はモチトウモロコシ)、虹色菜

 

 

 

戸塚南小学校には保健室の横に学校ビオトープがあります。そのビオトープの前に田んぼがあります。木の枠を作って田んぼにしました。土を入れて、こねて、田植えをしました。はじめは泥んこになるのをとまどっていた子どもたちもしだいに慣れ、上手に田植えをしました。秋、稲穂がなるのを楽しみにしていてください。

6月1日(日)戸塚南小あすぱるエコクラブでサツマイモの苗と夏野菜の苗を植えました。
午前10時に児童館あすぱるに集合しました。学校ファームの村長さんの井原さんから畑づくりについて、いろいろとお話を聞きました。苗を植えただけでは作物は収穫できません。水はもちろん、肥料をあげたり、草むしりをしたり手をかけることが大切です。
サツマイモ畑は学校屋上の一番はじの畑です。みんなで草むしりをしました。土おこしをしました。暑い日差しのなか、みんな頑張りました。お父さん、お母さんも一緒になって畑仕事をしました。畑では土が一番大切です。戸塚南小学校の屋上ファームの土も年々良くなってきました。村長さんの井原さんが毎日ように来て、手入れをしてくれるおかげです。畑の準備をしてからサツマイモの苗を植えました。

学校ファームの一角に屋上学校ビオトープがあります。一昨年、エコクラブでもある学校の自然探検クラブのメンバーつくりました。素敵な戸塚南小学校では2つめのビオトープになっています。ビオトープにはなんとアカガエルが育っています。大きく成長したアカガエルを見て、子どもたちは大喜びでした。

サツマイモ苗植えを終えて、次に夏野菜の苗を植えました。学校ファーム登録のメンバーで夏野菜を植えていきました。キュウリ、ミニトマト、ナス、ピーマンと植えていきました。太陽の光をいっぱいにあびて、戸塚南小学校の屋上に育つ夏野菜達をぜひ見守ってくださいね。