6月21日(土)戸塚南小学校10周年記念式典が行われました。平成17年度に戸塚南小学校が開設されてから10年が経ちました。
式には来賓、旧職員、職員、そして高学年5、6年生が参加しました。午前10時に戸塚南小学校のアリーナで式典が始まりました。開式の言葉から、加藤校長先生の式辞、椎橋PTA会長挨拶、来賓としては川口市長さんのお祝いの言葉もありました。
児童代表6年生が「戸塚南小学校が大好きです。戸塚の街が大好きです。10周年を迎えたこの年に6年生であることを嬉しく、誇りに思います」と堂々と挨拶し、最後にはアトラクションとして5年生の合奏、6年生の合唱がありました。5年生の合奏はもちろん、6年生の合唱も思いあふれる素晴らしいものでした。

エコクラブサポーターのお母さんからメールが届きました。

「自然観察会の時に、採集したサナギが今朝、あすぱるで羽化したと杉浦さん(児童館あすぱるスタッフ)から聞いて、娘と一緒に、虫かごから、空へ羽ばたかせてきました。あすぱるの入口の植えこみで虫かごから出したのですが、まず、あすぱるへ向かって飛び、杉浦さんや娘、私たちの頭上をぐるぐると周ってから、空高く飛んで行きました。「バイバイしているみたいだね」と娘。とても素敵な体験が出来ました。

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写真も送っていただきましたので掲載させていただきました。

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みなさんご存じですか?
戸塚南小学校の校庭のジャングルジムの奥の校庭のはじに木がたくさん植わっています。
これは4年前の4年生が国連のグリーンウエイブの活動に参加して蝶の食草を植え、蝶の小径を作りました。
昨年度はこの木々が大きくなったので間伐を行い、手入れをしました。
今年度も間伐に加えて、看板等も立て直す予定です。また、あわせて戸塚南小のお客様駐車場に育っている、ジャコウアゲハの食草ウマノスズクサも保護するために柵と看板を設置する予定です。その時には、ぜひまたご参加ください。

15日の午後8時から8時30分、毎年恒例となっている「ホタルの夕べ」を開きました。参加者は400名は超える数でした。たくさんの参加ありがとうございました。
安行在住のホタル飼育名人田中さんの協力を得て、今回200匹のホタルを斜面林水路に放しました。子どもたちがホタルを手にとってその美しさに見とれている姿は、ホタルの美しさ以上に素敵です。
正直なところ、斜面林にホタルが自生することはまだまだとても無理な環境です。しかし昔、戸塚にはたくさんのホタルがいました。「夏、窓を開けるとたくさんのホタルがとんできたもんさ」というおばあちゃんの話を聞いたことがあります。井戸に電動ポンプがついたお祝いとホタルがすめるような自然豊かな環境を取り戻すことができたら…という願いこめて、ホタルの夕べを行いました。
午後7時からはホタルの夕べの準備でたくさんの子どもたちが手伝いにやってきてくれました。水苔にホタルをのせて、斜面林の水路においていきました。ご協力ありがとうございました。

戸塚南小学校には保健室の横に学校ビオトープがあります。そのビオトープの前に田んぼがあります。木の枠を作って田んぼにしました。土を入れて、こねて、田植えをしました。はじめは泥んこになるのをとまどっていた子どもたちもしだいに慣れ、上手に田植えをしました。秋、稲穂がなるのを楽しみにしていてください。

自然観察会の終わりに、ホタルのための植樹を行いました。
植樹したものは、ススキ、オギ、ニホンハッカ、カラムシ、ヤブカンゾウ、スイバ、オオバウマノスズクサ、クマザサ、フキ、リュウノヒゲ、オオバギボウシ、トクサ、トラグミ、フジバカマ、ヒヨドリバナ、ワレモコウ、ミソハギ、キハダ、クサイチゴ、ツワブキの20種類です。
植樹のときにアマガエルがいました。この斜面林にはアカガエル、アマガエル、ヒキガエルと3種類のカエルがすんでいます。開けて住宅地でこんなにたくさんのカエルがいるのはとても貴重です。井戸に電動ポンプがつき毎日2時間は水がくみあげられます。カエルくんたちもさぞ喜んでいることでしょう。植樹をして、さらにたくさんの生き物がすめるようになるといいですね。ホタルの自生はまだまだ難しいでしょうが、それを目指して植樹をしました。