2015年5月4日(月)、綾瀬の森で自然探検コロボックルくらぶの活動がありました。今回の「綾瀬川の魚調査とヨモギ団子作り」です。潮が満ち引きの関係で午後1時からの開始となりました。のんびりとした中で始まり、始めに「綾瀬川を愛する会」の幾島さんのご挨拶です。綾瀬の森は最初は樹木や草も殆ど無い、固い土だけの場所でしたが、10年以上の月日を経て豊かな森に育ちました。その森を支えて来たのが、幾島さんと「綾瀬川を愛するる会」の方達です。幾島さんは、綾瀬の森の母なんですね。綾瀬の森の成り立ちをおさらいして、いよいよ川の調査です。横山さんがあらかじめ川に仕掛けておいてくれた網を引き上げます。網は2つ仕掛けてり、1つにはテナガエビやヌマチチブ、モクズガニがかかっていましたが、2つ目の網に大物のナマズがかかっていて、子供たちは大興奮です。横山さんが子供の頃は、蜆(しじみ)も捕れたそうです。網にかかった魚は、種類をボードに記録しました。魚調査のあとは、おやつのヨモギ団子作りです。みんなで綾瀬の森の恵みを頂きます。ヨモギは葉の裏側が白い草で、ちょっと探すとあちこちに生えています。採り過ぎないように気をつけて、先端の柔らかいところを摘んで行きます。気をつけていても結構な量になってしまいました。湯通しをして、細かく切って、すり潰して、用意した上新粉のお餅と一緒に搗いて(ついて)行くと、緑も鮮やかなヨモギ団子の出来上がりです。これに、あんこを入れたり、きな粉をからめたりして食べます。今回はきな粉をつけて頂きました。ヨモギを盛大に入れたので、ちょっと苦味もあって、子供たちは「わー、苦ーい、でもおいしいー!」などとお騒ぎでした。それでも4回もおかわりした子もいて、みんなで1つも残さず頂きました。毎年5月に行う綾瀬川の魚調査は、今年は綾瀬の森の恵みも頂く事ができました。昨年も同じ日に活動しているのですが、その時はナマズの他に、ウナギが捕れました。いつの日か、森の恵みと、川の恵みの両方に感謝できるようになれたらうれしいなぁ..。」などと、つれづれに思った1日でした。 そして今日もまた、活動を支えてくれたサポーターの皆さん綾瀬川を愛する会の皆さん、横山さん、菊次先生、他沢山の皆さん、ありがとうございました。

エコクラブサポーター 岩川記

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